アイドルは流れ星

アイドルに生かされている社畜の戯言

ふわっとPC診断体験記

 

 
 
流行に乗り遅れること〇年、遂にPC(パーソナルカラー)診断を受けてきました。超楽しかったので、体験記を書きたいと思います。
 
 

PC診断を受けるに至った経緯

何年か前から流行っていたPC診断。大きく分けてイエベ春、ブルベ夏、イエべ秋、ブルベ冬の4タイプがあり、それぞれのタイプに似合う色がある…というあれです。
 
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※画像はイメージです。
 
 
もともと私は美意識がそんなに高いほうではなくて、メイクも大学に入ってからようやく始めた程度。肌が弱めなので、化粧品なんかも荒れないやつを見つけたら基本それをずっと使う、アイシャドウもよくある茶色系のパレットを適当に購入、差し色なにそれおいしいの?という感じで。あまり自分を綺麗にすることに興味のない人間でした。
 
そんな私がなぜPC診断を受けるに至ったか、まあお察しのとおりかもですが、ひとえにアイドル の存在ゆえなんですよね。ジャニオタになってから身綺麗にしようという意識が強くなった気がする。
 
 
①推してる対象が美しい
もうね、まずこれ。だって生で見ても肌とかツルピカ。もはや発光してる。えっ拝んだほうがいい?ペンラ置いて手合わせる??ってなる。これアイドルオタじゃない友達に言っても全然わかってもらえないんだけど、なんか光ってるんだよ。照明とかじゃなくてほんとに発光してるんだよ。
そんでもって、美しくある努力を惜しまない。そりゃまあ私と違って自分の身体・見た目がメインの商売道具ではあるけれど、それでもやっぱりすごいなあと思うのです。ずーっと綺麗でいるって、すごいよ。二次オタだと対象は紙だし(紙)、舞台クラスタのときは中の人を追っかけてるという意識もそこまでなかったから、見た目がとりわけ大きな商品価値になる"アイドル"という存在を応援してたらこう、触発…というか、影響される部分はあったりして。「こんなに美しい推しが更に努力して美しさを磨いているのに、私のこの体たらくっぷりは何だ?」という気持ちになります。
 
②コンサートで視界に入ってしまう可能性
広い会場でのコンサート、いわゆる天井席の可能性もある。私は天井席楽しめるマンだけど、でも、何を間違ったかアリーナに入ることも、スタトロ最前とかに入ることもね、長くオタクやってるとあるじゃない?別にね、可愛く見られたいとかじゃない。もうね、ただただ異物として視界に入りたくない。切実。
美人かどうかは顔の構造がモノを言うけど、美容に気を遣ってるかどうかは、顔の構造じゃないところでも結構分かるじゃないですか?万が一、接近して視界に入ることがあった場合のことを考えて、小綺麗にしてるな、オシャレして会いに来てくれたんだな、って、出来れば推しにはそんな風に思ってほしい。なんというか、推しの網膜に与えるストレスを最小限に…抑えたい…
 
③NEWSが美容雑誌(美的)に連載を持っている
これ、シンプルだけど要因として大きい。笑
雑誌を買うかどうかは内容で精査しているつもりなんだけど、美的は数ある雑誌の中でお写真もインタビューも抜群に良い(私感)ので、結局毎月買ってしまうんだよね…。コスメ、引いては美容に興味のなかった私が最新の美容情報に触れられるのは、ひとえに美的を読んでいるおかげです。やっぱり毎月読んでると、デパートなりドラッグストアなり行くたびに「あっこれ美的で見たやつだ…!」(feat.某進〇ゼミ)となってついつい手が伸びちゃったりするんですよね。単純なので。①②は受動的な理由だけれど、能動的になれたのはこの③の理由があってのことだなあ、と。
 
 
前置きが長くなりましたが、こんな経緯があって美意識が当社比で高まっていた私は、ずっとPC診断を受けてみたいなと思っていました。あとは優柔不断なので、例えば同じ形のワンピースの色違いのどちらを買うかめちゃくちゃ悩んだり、カラーメイクに興味がありつつ自分に似合う色もわからなかったり。そういうときの決め手になればいいなという気持ちと、参戦服に活かせたらな〜という邪念もありました。邪念、メイン。
 
 
 

サロン選びについて

さてどこで受けよう、となっていろいろ調べると、大抵オススメされているのは某百貨店でした。私は関西人なので梅田にある某百貨店が良いらしいと予約を取ろうとしたのですが、ま〜〜〜〜これが!!取れねぇ!!!ぴあ一般チャレンジくらい取れねぇ!!!
 
 
※心が折れたときのツイート
 
 
わりと長いこと暇さえあれば予約を取ろうと頑張っていたのですが、毎度毎度もう瞬殺で、百貨店は諦めてサロンを探す方向に切り替えることにしました。
 
ただ探し始めて思ったのが、サロン、お高い!!笑
百貨店はお手頃だから初心者向けのオススメによく上がっていたんだろうな、と。お金出すと決めた以上はちゃんとしたところで受けたい〜でもどうやって決めればいいか分からない〜〜と右往左往していたところ、私が師と仰ぐフォロワーさん(ジャニオタかつイメコン沼の住人)がとても親身になってアドバイスを下さいました。
 
 
フォロワーさんに頂いたアドバイスはおおまかには以下の2つ。
 
①当ててくれるドレープ(色)の数が多い
②診断士さんの経験年数および診断数を確認する
 
この辺の基準は自分じゃ思い付かなかったと思うので、本当に感謝でした。あとはスピリチュアルな雰囲気のところは避けながらお財布と相談しつつ、近場のサロンに無事決めることが出来ました。
 
私が行ったサロンは、最初のタイプ確定のために約60色、タイプ確定後に1stタイプの約30色の中から更にベストカラーを提案してくれる…というところ。お値段もわりと良心的に感じましたし、診断士さんの実績もそれなりのようで、丁寧かつハッキリ言ってくださる方なのも好感を持ちました。診断を受け終わった今もあそこで受けて良かったなあと感じております。ほんと正解だった…ありがとうございました師匠……!!笑
 
 
 

いざ、PC診断!

当日は、友人(シゲ担)と2人で診断を受けました。(後述しますがこれが良かった!)
 
まずはじめにアンケートのようなものがあり、好きな色や雑誌、普段の服装やメイクのテイスト、更に目指しているテイストなどを答えていきました。ただ、その後アンケート内容へ特に触れられることもなかったので、あくまで参考程度だったのかな。
 
ドレープを当てる前に肌の色を見ますね、ということで、腕の内側に4色のファンデーションを塗ってもらいました。2色はわりと私の腕に馴染んだものの、もう2色はすごく浮いてしまい「こういうファンデの色って難しいのかな〜」と言いながら、同じ状況になってるであろう友人の腕を見て、愕然としました。
 
 
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えっこれ本当に同じファンデですか?????
(左:友人、右:私)
 
 
「待って何これ怖い」「えっどういうこと?同じやつ塗られてたよな?」「ていうか何で1番目の色そんな馴染んでんの!?」「こっちのセリフや!!」大混乱する我々。
 
このファンデーション、写真でいうと上2色がブルベ向き、下2色がイエベ向きだそうで。私はイエベの線が、友人はブルベの線が早々に消える結果となりました。診断士さんいわく「お2人で来られる方も多いですが、ここまで正反対なことって中々ないので、きっとこの後の診断は違いがわかって楽しいと思いますよ」とのこと。
2人とも肌の白さはほぼ同じ(ロック畑の住人でもある友人は連日の夏フェスを経て少し焼けてたとはいえ)くらいなのに、色味でこんなに差が出るのか…と既に楽しかったです。
 
 
 

まずは自分のタイプを知る

厳正なるジャンケンの結果、先に友人からドレープを当てることに。横で見てるの楽しかった〜!笑
 
まず春夏秋冬の代表的な色を当てるのですが、早々に冬が消える友人。まあイエベだろうということで春秋を当てたところ、明らかに春の方が顔色がいい!大まかに春にアタリを付けたあとは、隣接する夏と冬でどちらが良いか、という感じでどんどん絞られていき、友人の結果はイエベ春タイプということでした。
 
どうやら紫と相性が悪いらしい友人。どんな紫を当てても顔色が悪くなるので、遠い目をして「私は紫を全て殺す女……」と静かに呟く彼女を見ながらお腹つりそうになるぐらい笑いました。(ごめん)
その様子を見ていた診断士さんが「あなたの場合、苦手な色でもある程度鮮やかでくすみがなければ取り入れられると思いますよ」とのこと。こういう風に、合わない色味でも取り入れやすい提案をして下さるのとても良いなあと思いました。
 
イエベ春タイプの彼女に合う色はどれもとても可愛らしくて、本人も「こういう色が合うって意外やったけどちょっと取り入れてみようかな…!」と楽しそうでした。
 
 
私はというと、黄みの強い色がほぼ死にました。オレンジ当てたときには思わず口をついて「土の中で暮らしてる人やん…」と呟いてしまうくらい顔色がおかしくなって、あれはもういっそ痛快でした。ただ、私オレンジの服って一切持ってない…茶色とかは好きなんだけど。タッチアップでも振り返ってみればオレンジ系を勧められたことって一切なくて、改めて考えれば「そっか〜」と思えたりしてとても面白かったです。
 
ブルベ夏タイプの私は「透明感」「上品さ」がキーワードになるとのこと。分かるような分かんないような…でしたが、とにかく黄みが入った色は全部顔色が悪くなってしまいました。友人は彩度の高い夏タイプの色や、くすみのない色ならある程度…とのことでしたが、私の場合2ndタイプはないと思ってもらっていいくらいです、と言われました。ただくすんでいる色味は肌に合うので、苦手な茶色やオレンジも、青みとくすみをポイントに選ぶと良いですよとのアドバイスを頂きました。
 
 
先に述べたとおり、2人で診断を受けるの本当にオススメです。特に私たちは"暗い色より明るい色が似合う"という部分以外は本当に正反対だったので、例えば同じ明るいピンクでも、オレンジよりのピンクと青みがかったピンクとで肌の明るさがお互い全然違ったりして。もしこれが1人だったら「明るい色だから顔色がよく見えるのは当然では?」って思ってしまう部分もあったかもしれないんですけど、そこの違いがよく分かったことで自分の診断に対する納得感が全然違ったな、と思います。ラッキーでした。
(納得感の部分に関しては、診断士さんが逆に暗い色を当てた方が顔色がよく見えるブルベ冬タイプの方だった、というのも大きいです。いうなればその場にいた3人全員バラバラだったので、色ってそんなに単純じゃないんだ〜というのが目に見えて分かりました。)
 
 
 

ベストカラーなるものがあるらしい

タイプがわかったところで、今度は該当するタイプの中でも最も似合う色、ベストカラーを選んで頂きました。ブルベ夏のくくりの中から、最も似合う赤、青、紫、ピンク、緑、黄色を選んでもらって、写真も撮らせてくださいました。撮ってくださいね、と言われなければお願いしようと思っていたのでとても助かりました。友人は紫を除いた5色。このベストカラーを並べるとまた、全然色味が違って2人でもうひと笑い。
 
ちなみに黄色については自担カラーということもあり、普段はあまり身に付けない色とはいえ後々の現場のことを考え、「黄色はどうしてもダメですか…?」と食い下がった私に、診断士さんがどうにかこうにかうっっっっっっっすいレモンイエローを選んでくれた感じでしたwwww(私が見苦しくも食い下がっている間、自担カラー緑がわりとことごとく似合っていた友人の高みの見物感に、ちくしょうこっちは必死やぞ!!ギリィ…となる等した)
 
ベストカラー選びのときは、とにかく紫を推されまくった私。このひと紫だけ2色ぐらい選ぶんじゃねぇだろうな…?と邪推してしまうレベルでした。「今すぐ紫の服を買ったほうがいいです」とまで言われ、その圧の強さに爆笑する増田担とシゲ担。ちなみに「冬はベージュピンクのコートを買ってください」と言われました。し、指定~~~~!!!!とまた爆笑。診断士さんめっちゃ自分の好み言うてくるやん…でもそのスタイル嫌いじゃなかったです……
みんな、次の現場で私がしれっとこやてごカラーに身を包んでてもどうか生暖かい目で見守ってね。(?)
 
  
 

おわりに

 
診断後は余った時間で手持ちのコスメを見てくださったり、今後のコスメ選びのポイントを教えてくださったりと、いろいろと丁寧なアドバイスも頂けて、とっても大満足な結果となりました。特に苦手なタイプの色をどう上手に取り入れていくか、というところの助言がとても細やかでありがたかったです。合わない色だからって、その服が好きだったら着たいもんね。どうやって自分に似合う形で着るか、という視点はあまり持っていなかったので、目からウロコのアドバイスもたくさんありました。
 
んというか、今後服を買ったりコスメを買うのがもっと楽しくなるな〜という気持ちです。自分に似合う色の服を見つけたらきっと着ているだけでとても嬉しくなるだろうし、似合わない色でも工夫すれば似合う服に変えられるかもしれない、と思うと本当にワクワクするので、PC診断、受けてよかったです。
 
それにしてもイメコン沼、たぶんめちゃくちゃ奥が深いのでちょっとハマりそうで怖い。笑
ただあまり今回の結果に左右されすぎることなく、あくまで自分を知る材料のひとつとして、服もメイクも楽しんでいきたいと思います。単純に自分のことを知るのって面白いので、PC診断を受けたことがなくて興味のある方がいればぜひ!出来ればご友人と一緒に!楽しいのでオススメです♡
 
 
 
というわけでこの辺りでPC診断体験記を終わります。長々とお読み頂きありがとうございました。
とりあえず今後、レモンイエローの服を見つけた方はぜひ私までお声がけ下さい!!!!!!!(思いっきり結果に左右されるオタクの図)
 
 
 
 
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