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アイドルは流れ星

アイドルに生かされている社畜の戯言

アイドルの歌う愛(加藤シゲアキ・ソロ曲「あやめ」の感想つれづれ)

 

NEWSの最新アルバム「NEVERLAND」が最高すぎて、アルバムのレビューを書き残したいと思いつつ、はてブロの下書きは繁忙期のせいで遅々として進まず、日々の仕事に忙殺され……

 

もっぱら仕事の行き帰りが音楽鑑賞タイムなのですが、ご縁があって入国したNEVERLAND@仙台から帰ってきて以来、毎日聴いている曲があります。それが、加藤シゲアキさんのソロ曲である「あやめ」です。聴けば聴くほど良い。すごい曲なんです。本当に。

 

ので、アルバム全曲レビューはまだまだ書く余裕がないのですが、あやめという曲に対して私が思うことをひたすら書き殴ります。

聴くたびに飽きずに高ぶる気持ちのやり場に困って、本当にただ感想を書いてるだけです。備忘録的な…あとだらだら長い……(笑)

 

 

 


初めてこの曲を聴いたとき、難しい…と思ったのが正直な感想。どちらかというと分かりやすい曲が好みな自分の嗜好もあって、「難しい…ただ、すごく綺麗な世界が広がっているのは分かる…シゲアキさんがすごいのだけは漠然と分かる……」という、ファンの風上にも置けないふわっとした印象を最初は持ってた。

けれど、色んな媒体で「多様性」「愛」を表現する曲として、このあやめを作ったと言っている加藤さん。分かるようで分からなかったその言葉の意味だったけど、何度もこの曲を聴くことで、少しずつ何となく近付けてきたような、今はそんな気がしている。

 

 

『決して 空想 夢想の彼方』という、何度も出てくる印象的なフレーズ。この「決して」ってどういう意味なんだろう?とずっと考えてた。本来であれば「決して〜ない」と打ち消しの単語を伴って使われる言葉だけど、「決して」には「必ず、きっと」という意味もあるらしい。(久しぶりに国語辞典など引っ張り出した…勉強から離れて久しい社会人に辞書を手に取らせるシゲアキさん…っょぃ……)


はてさてこの「決して」はどういう意味なのか、落ちサビ部分の歌詞は『消して 空想 夢想の彼方』となっているし、単なる言葉遊び…?とも思うけど、どうあれ「決して」という言葉の響きが持つ切実さはすごい。

『決して 空想 夢想の彼方 今だけはキスしてよ』というフレーズから、どこか諦めも滲んでいるような、やり場のないどうしようもない切なさを感じて、私は何度でも胸がギュッとなる。流石、言葉をお仕事にしているということはとてつもない武器だ。

 

あと、サビに何度も出てくる「世界」という単語。この「世界」は何を指すのか。最初は、世間や周囲の目だとか、自分を取り巻く環境、外的要因のようなものを指して「世界」と言っているのかなあと漠然と考えてた。
何度も聴いてるうちに、少し違うのかもしれないと思い始めた。個人の倫理観だったり、こうありたいという理想、生きていく上で見つめるべき現実、そんな、上手く言えないけど、何というかもっと内向きなものを持ってして「世界」と言っているのかなと。

 

誰も自分の理想の中だけで生きてはいけないし、生きるということは、自分以外の存在と関わり合うということ。ただ、他人と100%完全に分かりあうことって絶対に出来ない。こうありたい、こうあらねばならないという、その理想の通りに生きていくこともきっと難しい。自分のことを分かってほしい、相手のことを分かりたい、分からなくて分かってもらえなくてもどかしい。寂しい。悲しい。けれどみんな誰かに愛されたくて、愛したい。愛されると嬉しいけど、与えた愛は全て返ってくるわけじゃない。それが許せないこともあるし、返ってこなくていいと思う愛もある。人って結局はみんなひとりで、ひとりで立たなくてはいけなくて、でも本当にひとりの人なんていない。どんな存在も、どんな自分も、どんな愛も受け入れて生きていく。『世界は心の奥底にある』んです。そんなことをつらつらと考えてしまう。

 


あと、あやめは全体的に、(サビも含めて)淡々と静かで美しい世界が広がっている、というような印象を受ける。そんな中で、ラスサビ前の英語歌詞のところのメロディが、この曲の中では少し異質と言っていいほどドラマチックで、あそこでいつも泣いてしまう。

生きづらい、思う通りにいかない、求めたい、求めてほしい、愛というものの本質や貴さ…うまく言葉に出来ない激情が、あの部分だけは表面化しているように思えてならない。

 

2番のラップ部分は、何となくモノクロなイメージで聴こえてくるんだけど、『〜愛の美しさを あなたと手をつなぎ〜』のところだけ少し色味を感じるというか、メロディに寄せた歌い方になっているのもとても好き。

この曲の主人公の「あなた」への気持ちが、思いがけずあふれ出てしまったような、そんな心の揺れが歌に出ている感じが素晴らしい。

 

 

加藤さんの言葉での表現力は言わずもがなだけれど、歌の表現力も格段に上がったから、この曲にこんなに心を動かされるんだと思う。どちらかといえばメロディも歌詞も抽象的なこの曲を、今の加藤さんが歌う。

だからこそ、受け取る誰かの心それぞれに、その深いところに、具体的なメッセージとなって響いている気がする。


もしかしたら私の抱いている感想は、加藤さんが意図していたものとは違うかもしれないけれど、こうやってたくさん考えて色んな解釈をしたくなってしまう、そんな魅力的な曲を生み出せるメンバーがいることが、何というかとても幸せ。NEWSというグループを好きになってよかった。

アイドルで作家な加藤さんらしい、加藤さんにしか作れない曲だし、歌うことのできない愛だ。

 

理想を求めて、もがいて、それでも前を向いて生きていくこと。その姿は全然みっともなくなんかなくて、むしろとても美しい。私はこの曲を聴いていると、何故かそんな風に思わされる。

私にとってあやめは、少し切なくて、でもとびきり美しい、今を生きる全ての人への応援歌。だから毎日聴きたくなって、その度に涙腺が緩んでしまうのかもしれない。



 

 

 

……いや、長いな!?そして途中からずっと、我ながら何言ってるか分かんないな!!?!?とにかく思うことを書き殴っただけだこれ本当、、、

もしここまで読んで頂けた方がいらっしゃったとしたら、菓子折りの1つでも持ってお礼兼ねてご挨拶に行きたいしあやめ考察書いていただきたいです。読ませてください!!(強欲)

 

 

ネットの海に溢れる、素敵なNEWS担の皆様の感想を読み漁ることを糧に、明日も生きる。

それにしてもアルバムやシングルの発売前後とかツアー期間って本当楽しいな♡今日もNEWS担で楽しいな♡♡