夢の国から帰ってこれない(NEVERLANDアルバムレビュー)
あーーーーNEVERLANDが終わった。終わってしまった。いや、終わらないってシゲちゃんは言ってくれたけど、それでも生で見るNEVERLANDは終わってしまった。最高に好きなアルバムを引っさげて回ってくれたツアー、本当に曲から演出から何から、いつでも最高に素晴らしいコンサートでした。
脳内がぐちゃぐちゃでコンレポどころじゃないので、ずっとちまちま書いてたアルバムレビューを載せます。我ながら「今…?」って感じだけど、タイミング逃したな〜〜とお蔵入りさせようと思ってたけど、でもせっかく書いたし…円盤出るまで、心の寂しさを埋めるにはこのアルバムが頼りになるわけだし……
というわけで個人的な感想を書く。長いけど。ツアー始まる前に感想を書いてた曲が大半なので、コンサートの演出とかに影響されてる部分は少ないです。コンサートで聴いてどの曲ももっともっと大好きになったので、円盤はよ、、、
1."The Entrance"
ちょっともうこれ満を持して言わせてもらうけど、NEVERLAND、聴いたらわかるあかんやつやん!!!!!!!
— おもちさん (@omochi_610) 2017年3月8日
大興奮、ほんともう、コンサート期待しか膨らまないよ…いいの……???
— おもちさん (@omochi_610) 2017年3月8日
三連符が多用されてたね、NEVERLAND。16分音符だとスピード感が出すぎてしまうけど、三連符ってそこまで早口な印象にはならない。でも単純に音の数が増えるから、メロディーも歌詞もぎゅっと詰まってドラマチックになる。それがこの曲のファンタジー感と壮大さを増幅させている…気がする…
— おもちさん (@omochi_610) 2017年3月8日
サビまでは二拍三連のリズム多めで比較的ゆるやかかつ厳か、だけどサビに綺麗に繋がる盛り上がるリズム展開。サビはここぞとばかりに一拍三連がいっぱい出てきて、否が応でもテンション上がる。でも4つ打ちベースだからきっとライブで聴いても程よく乗れて盛り上がれる…やばいこれ……(語彙力)
— おもちさん (@omochi_610) 2017年3月8日
NEWSの歌唱力、表現力だからこそあの三連符いっぱいのメロディーが活きるんだろうな。サビの4つ打ちの上で自由に歌ってるの最高すぎ。メロディーと歌詞は勿論、編曲もゴージャスでワクワクできて素晴らしいし、曲の緩急もはっきりしてて、どんな演出してくれるんだろうっていう期待でいっぱい。
— おもちさん (@omochi_610) 2017年3月8日
こんなすばらな曲がリード曲のコンサートが楽しくないわけあらへん!!NEWSありがとう!!!NEVERLANDありがとう!!!早く夢の国に連れてって!!!←
— おもちさん (@omochi_610) 2017年3月8日
ベルビス(言葉)を奏でる 加藤シゲアキ
アイドルの歌う愛(加藤シゲアキ・ソロ曲「あやめ」の感想つれづれ)
NEWSの最新アルバム「NEVERLAND」が最高すぎて、アルバムのレビューを書き残したいと思いつつ、はてブロの下書きは繁忙期のせいで遅々として進まず、日々の仕事に忙殺され……
もっぱら仕事の行き帰りが音楽鑑賞タイムなのですが、ご縁があって入国したNEVERLAND@仙台から帰ってきて以来、毎日聴いている曲があります。それが、加藤シゲアキさんのソロ曲である「あやめ」です。聴けば聴くほど良い。すごい曲なんです。本当に。
ので、アルバム全曲レビューはまだまだ書く余裕がないのですが、あやめという曲に対して私が思うことをひたすら書き殴ります。
聴くたびに飽きずに高ぶる気持ちのやり場に困って、本当にただ感想を書いてるだけです。備忘録的な…あとだらだら長い……(笑)
初めてこの曲を聴いたとき、難しい…と思ったのが正直な感想。どちらかというと分かりやすい曲が好みな自分の嗜好もあって、「難しい…ただ、すごく綺麗な世界が広がっているのは分かる…シゲアキさんがすごいのだけは漠然と分かる……」という、ファンの風上にも置けないふわっとした印象を最初は持ってた。
けれど、色んな媒体で「多様性」「愛」を表現する曲として、このあやめを作ったと言っている加藤さん。分かるようで分からなかったその言葉の意味だったけど、何度もこの曲を聴くことで、少しずつ何となく近付けてきたような、今はそんな気がしている。
『決して 空想 夢想の彼方』という、何度も出てくる印象的なフレーズ。この「決して」ってどういう意味なんだろう?とずっと考えてた。本来であれば「決して〜ない」と打ち消しの単語を伴って使われる言葉だけど、「決して」には「必ず、きっと」という意味もあるらしい。(久しぶりに国語辞典など引っ張り出した…勉強から離れて久しい社会人に辞書を手に取らせるシゲアキさん…っょぃ……)
はてさてこの「決して」はどういう意味なのか、落ちサビ部分の歌詞は『消して 空想 夢想の彼方』となっているし、単なる言葉遊び…?とも思うけど、どうあれ「決して」という言葉の響きが持つ切実さはすごい。
『決して 空想 夢想の彼方 今だけはキスしてよ』というフレーズから、どこか諦めも滲んでいるような、やり場のないどうしようもない切なさを感じて、私は何度でも胸がギュッとなる。流石、言葉をお仕事にしているということはとてつもない武器だ。
あと、サビに何度も出てくる「世界」という単語。この「世界」は何を指すのか。最初は、世間や周囲の目だとか、自分を取り巻く環境、外的要因のようなものを指して「世界」と言っているのかなあと漠然と考えてた。
何度も聴いてるうちに、少し違うのかもしれないと思い始めた。個人の倫理観だったり、こうありたいという理想、生きていく上で見つめるべき現実、そんな、上手く言えないけど、何というかもっと内向きなものを持ってして「世界」と言っているのかなと。
誰も自分の理想の中だけで生きてはいけないし、生きるということは、自分以外の存在と関わり合うということ。ただ、他人と100%完全に分かりあうことって絶対に出来ない。こうありたい、こうあらねばならないという、その理想の通りに生きていくこともきっと難しい。自分のことを分かってほしい、相手のことを分かりたい、分からなくて分かってもらえなくてもどかしい。寂しい。悲しい。けれどみんな誰かに愛されたくて、愛したい。愛されると嬉しいけど、与えた愛は全て返ってくるわけじゃない。それが許せないこともあるし、返ってこなくていいと思う愛もある。人って結局はみんなひとりで、ひとりで立たなくてはいけなくて、でも本当にひとりの人なんていない。どんな存在も、どんな自分も、どんな愛も受け入れて生きていく。『世界は心の奥底にある』んです。そんなことをつらつらと考えてしまう。
あと、あやめは全体的に、(サビも含めて)淡々と静かで美しい世界が広がっている、というような印象を受ける。そんな中で、ラスサビ前の英語歌詞のところのメロディが、この曲の中では少し異質と言っていいほどドラマチックで、あそこでいつも泣いてしまう。
生きづらい、思う通りにいかない、求めたい、求めてほしい、愛というものの本質や貴さ…うまく言葉に出来ない激情が、あの部分だけは表面化しているように思えてならない。
2番のラップ部分は、何となくモノクロなイメージで聴こえてくるんだけど、『〜愛の美しさを あなたと手をつなぎ〜』のところだけ少し色味を感じるというか、メロディに寄せた歌い方になっているのもとても好き。
この曲の主人公の「あなた」への気持ちが、思いがけずあふれ出てしまったような、そんな心の揺れが歌に出ている感じが素晴らしい。
加藤さんの言葉での表現力は言わずもがなだけれど、歌の表現力も格段に上がったから、この曲にこんなに心を動かされるんだと思う。どちらかといえばメロディも歌詞も抽象的なこの曲を、今の加藤さんが歌う。
だからこそ、受け取る誰かの心それぞれに、その深いところに、具体的なメッセージとなって響いている気がする。
もしかしたら私の抱いている感想は、加藤さんが意図していたものとは違うかもしれないけれど、こうやってたくさん考えて色んな解釈をしたくなってしまう、そんな魅力的な曲を生み出せるメンバーがいることが、何というかとても幸せ。NEWSというグループを好きになってよかった。
アイドルで作家な加藤さんらしい、加藤さんにしか作れない曲だし、歌うことのできない愛だ。
理想を求めて、もがいて、それでも前を向いて生きていくこと。その姿は全然みっともなくなんかなくて、むしろとても美しい。私はこの曲を聴いていると、何故かそんな風に思わされる。
私にとってあやめは、少し切なくて、でもとびきり美しい、今を生きる全ての人への応援歌。だから毎日聴きたくなって、その度に涙腺が緩んでしまうのかもしれない。
……いや、長いな!?そして途中からずっと、我ながら何言ってるか分かんないな!!?!?とにかく思うことを書き殴っただけだこれ本当、、、
もしここまで読んで頂けた方がいらっしゃったとしたら、菓子折りの1つでも持ってお礼兼ねてご挨拶に行きたいしあやめ考察書いていただきたいです。読ませてください!!(強欲)
ネットの海に溢れる、素敵なNEWS担の皆様の感想を読み漁ることを糧に、明日も生きる。
それにしてもアルバムやシングルの発売前後とかツアー期間って本当楽しいな♡今日もNEWS担で楽しいな♡♡
私的「NEWSのこの歌割が神懸かってる大賞」〜White編〜
突然ですが、NEWSって本当に楽曲に恵まれたグループですよね。ただ曲が良いだけでなく、雑誌『月刊Songs4月号』のインタビュー内で手越さんが語っていたように、どんな曲も歌いこなせる歌唱力がNEWSにはあります。
楽曲の持つ魅力を何倍にも膨れ上がらせる力が彼等にはあって、振り幅のあるアルバムに仕上がるんだなあとどのアルバム聴いてもしみじみ思います。
何より個人的に推したいポイントは、NEWSってただ歌が上手いだけではなくて「ヴォーカルがそれぞれ個性的」であるということ。
宇宙まで届いてしまいそうな、どこまでも突き抜けていくパワフルな手越さんの歌声。少し硬めだけど男性的な甘さがあるというか、切実な響きに聴いてると胸がぎゅっとしてしまう小山さんの歌声。どんな曲にも良いスパイスになる、独特かつ繊細でハスキーな加藤さんの歌声。あたたかくて柔らかで、何でも包み込める優しさを持っているような増田さんの歌声。
もちろん曲の雰囲気によっていろんな声や歌い方を使い分けてる彼等だけど、やっぱこの曲はこの人の声が活きるよな〜〜!とか、この歌割りやばいな分かってんな〜〜!とか、こう、グッとくる部分がどの曲にもあるんですよね…!
日頃NEWSのアルバムをヘビロテしながら、この歌割りヤバすぎるから考えた方に金一封贈りたい〜〜!!けど無理だから自己満で賞をあげたい〜〜〜!!!と常々考えています……
というわけで、ブログ書きました!(雑)
加藤シゲアキ編
「美しい男性に闇堕ちしてほしいのは古今東西オタク女子の永遠の願望」賞
♪大切に認め合えれば何もかも 愛す故の憎しみも(SuperSONIC)
賞のタイトルが頭おかしい奴みたいですが、本当にこう思ってます。どうも、頭おかしい奴です。
このタイトルの真意というか、例を挙げるとすれば、先日、惜しまれつつも放送を終えたドラマ『嫌われる勇気』。私は青山くんが刺されて倒れている予告を見てから高ぶりを抑えられませんでした。頭の隅で青山くんに土下座しながら、刺されてる加藤シゲアキめっちゃ美しいやん……???と動揺を禁じ得ませんでした。
大丈夫かなシゲ担の方に石投げられないかな……でもあの加藤さん本当美しくて………
美しい男性の苦しむ姿というのはこう、何か心に訴えかけてくるものがあるというか……(頭おかしい奴)
愛す故の憎しみ??そんな漫画の主人公みたいなそんな、オタクに親近感を覚えさせる名手であるシゲちゃんにそんなこと言わせていいの???軽率に闇堕ちさせるけど大丈夫……???ってなって本当にときめきます。
あと、何もかも〜のところでテンションを上げておいて、その後を上げたままにせず抑えめに歌ってるのがすごく好みです。
全体的にこういう格好いい系のナンバーと、加藤さんの声の親和性ってすごく高いなと思うんです。ただ格好いいだけじゃなくて、曲にとても良い味が出る!(だからBYAKUYAの2番サビ前の♪君と堕ちた白い夢とすごく迷った)
何にせよサブカルを愛してそうな人がこういうドロッとした歌詞を歌うのは、たまらん良さがありますね……
手越祐也編
「何でも一生懸命なあなたが歌ってくれるからこそ心に響くんです」賞
♪さあ手を上げて 顔上げて 晴れ渡っていけ 追い風じゃなくたって 無敵の笑顔でススメ!(Weather NEWS)
この曲は仕事で辛いことあったときなんかによく泣きながら聴いてるんですけど(重い)
本ッッッッ当に元気が出ます。明るくてパワフルで、NEWSの十八番な王道応援ソング。この大サビのてごちゃんソロでよく泣いてしまう……
全員で歌うサビももちろん大好きなんですけど、あえて手越さんの好きな歌割としてここを挙げたのは、「晴れ渡っていけ」っていう歌詞はこの人のためにあるのでは…??と思うくらい、まっすぐで力強い手越さんにぴったりの歌詞だなあと思うからです。
てごちゃんのディストーションボイスも格好いいなと思うんですけど、この曲みたいに澄み切った青空みたいな印象を受ける伸びやかな歌声がもっと大好きで。それをあの無敵の笑顔でこんな風に歌われたら、進む〜〜進むよ〜〜笑って頑張るよ〜〜〜(;;)ってなること請け合いです……
Whiteコンでここをニコッと笑いながら歌う手越さんが可愛すぎて、別の意味で涙出てきたりもします。そんな手越さんの可愛さに興味のある方はDVDの購入をオススメします!!!!(宣伝)
増田貴久編
「可愛さに萌えればいいのか男の子っぽさに燃えればいいのか迷子です」賞
♪2人で歩くシーサイド 今日この気持ち伝えたい たとえ叶うことない恋だってカマワナイ(NYARO)
うーん、迷った!!増田さんの歌声でNEWSに落ちた身なのでめっちゃ迷った!!他にもめっちゃあるけど頑張って絞るならここ!!でも全部好き大好き!!!まっすー大好き!!!!
とまあ、自担への想いが溢れてしまいましたが、ここは絶対共感してくださる方多いと思いますし、全然コアな感想じゃないですけどね、これはもう外せないですよね……
NYAROって全体的にポップで弾ける夏!爽やかな一夏の恋!って感じの可愛い曲なんですけど、この部分、ラスサビ前のこの部分が、また違った夏のイメージを与えてくれている気がします。
夏の終わりを感じる砂浜で、思いのほか本気になってしまった君に、夏が終わる前に気持ちを伝えたい……そんな切実さを感じて、ここのまっすーの歌い方のおかげで、ただの一夏の恋で終わらない、誰かにとっての大切な、キラキラした恋の歌になってるなあと、、思って、、、
だってさっきまでこっち向いてちょーだい♡とか言ってたやん!!?!?急にそんなさ、一途な男の子の振りしたって、だ、騙されないからね!!?!?好き!!!!!!!(秒速で騙される増田担)
まっすーの歌声の振り幅は、本当に世間一般の人が思うアイドルの領域を超えているなあ、としみじみ……好き……ちょろい増田担です………
小山慶一朗編
「前世でどんな徳を積んだら慶ちゃんにそんなこと言ってもらえるの????賞」
♪時代を超えて今も変わらず 君は僕のヒロイン(White Love Story)
いやもう正直これを言いたいがためにこの記事を書いたようなもんです…
この曲とっても大好きで、これも基本的に歌割神だなって思ってるんですけど、この部分はもう初めて聴いたとき何が起きたかわからなくて、とりあえず巻き戻して鬼のようにリピートした思い出、、、
やばくないですか???えっ、ここやばくないですか????(急激な語彙力の低下)
高めのキーでの慶ちゃんのちょっと苦しそうな歌声が大好きすぎるんですけど、歌詞のロマンティックさも相まって、本当に心を鷲掴まれてしまうフレーズです。
「君は僕のヒロイン」ですよ…あんな誠実な顔して、苦しそうにこんな風に言われて、ヒロインにならない女性ってこの世に存在する??いや最早これは女性云々の次元ではない……老若男女みんなが慶ちゃんのヒロインにならざるを得ない………っていう気持ちになります(?)
慶ちゃんが好きです……間違いなくWhiteの歌割部門はここの慶ちゃんが個人的には優勝です………
さて、本当はそれぞれ1〜3位までやりたかったけど意外としんどくて、あと途中で振り返ってみるとめっちゃ書いてる!!しかも内容がそこそこきもい!!!ってなって自分的1位だけ書くことにしました。
でも楽しかった〜〜〜〜!!!!
疲れるけど本当に楽しかったので、時間があったら他のアルバムでもやりたい!
あと、他の方にとっての歌割大賞もぜひ聞いてみたいなあ…(*´ω`*)
で、何故急にこんな記事を書きたくなったかというと!!3/22(水)!!!
明後日!?いやもう明日!??
NEWSの新たなアルバム、「NEVERLAND」が発売になるからです!!わーめでたい!!!!
ファンタジー溢れるNEWSの最新アルバム、またどんな歌の世界を提供してくれるのか、今から本当に楽しみです♡♡
明日は仕事を必ずや定時に終わらせ、フラゲに走りたい……!!!
私はNEWSの歌が大好きだ!!!!
NEVERLANDが楽しみだーーーー!!!!